4月8日(水)、着任式、始業式を実施しました。今年度からお世話になる先生方や、事務室の職員さん達と初めて出会う日でした。まず始めに校長先生から着任のご挨拶があり、中学の教頭先生からのご挨拶、最後に新着任の代表の先生がご挨拶をされました。
着任式が終わると、始業式が始まりました。改めて校長先生から式辞があり、その後教務主任の先生からのお話がありました。
いよいよ今年度が始まりました。肌寒い日が続きますが、体調に気をつけながら、心持ちを新たに頑張りましょう。
・校長先生から着任のご挨拶
皆さんの様子を見ていて、「自分が学生だったらこんな学校に来てみたかったなあ」と思ったことが何度もありました。高校入試の心配なく中高6年間続けて通うことができたり、他の学年の人たちのこともよく知っていたり、仲間と協力しながら探究的な学習をしっかり頑張っている、そんなところがいいなと思っていました。
他の学校の先生や生徒は、青翔生の様子や活躍をあまり知らないんだなと思うことがありました。探究的な学びをどんどん進めていること、色々な大会に出て賞をもらっていることなど、皆さんの活躍を県内外へと広めていきたいです。
これからは皆さんの活躍を校長として応援しますので、よろしくお願いします。
・中学教頭先生から着任のご挨拶
私は青翔が大好きです。皆さんがどんどん自分のしたいことを見つけ、叶えていき、そんな成長する姿を見せてくれるからです。皆さん、夢はありますでしょうか。まだ見つかっていない人もいるかもしれません。夢を叶えるのは難しいと思っている人もいるのではないでしょうか。ですが思い出してください。青翔に入学したときと比べて、今の方ができることは格段に増えているはずです。成長したという自覚が夢へと向かう道筋を支えてくれるのではないかと思います。感動って一瞬ですよね。ですが、自分の成長とともに感動があれば、それが夢へと変わっていきます。皆さん、是非夢を追いかけてください。私も全力で皆さんの成長する姿を応援していきます。
どうぞ、よろしくお願いします。
・新しく着任された代表の先生からの着任挨拶
本校は、中高一貫の理数系の学校であり、SSHの指定校として探究的な学びが充実していると伺っています。そのような環境で、生徒の皆さんと一緒に学んでいけることをとても楽しみにしております。
前任校での経験を通じて、私が強く感じていることがあります。『できないをできるに変える、それが学校という場だ』ということです。私たち転任者一同も成長し、できるを増やし、生徒の皆さんの成長を促せるようになりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
・始業式での校長先生からの式辞の紹介
ニュース等でアルテミス計画を知っている生徒もいるかと思います。これは、NASAが中心となって「アポロ計画以来、約50年ぶりに月へ行こう!」というミッションです。2017年からロケットの開発など様々な準備がされ、今『アルテミス2』として4人の宇宙飛行士がオリオンというカプセルに乗って月に到達し、裏側を回り地球へと帰ってくるところです。そしてこの計画は徐々に段階を踏み、2030年代には『月に人が住み着く』予定です。日本もアルテミス計画に協力していて、その内容は『月まで荷物を運ぶ』、『月の家の空気を作る』、『月面を移動する車を作る』などがあります。皆さんが社会人になったとき、この計画に携わっている人がこの中にいるかもしれません。そんな人が本当に出てくれたらすごく嬉しいです。皆さんには、いろんな分野で世界に貢献する人材となっていってほしいです。
さて、昨年を振り返ると「思い通りにうまく力を伸ばせなかった」ということもあると思います。アルテミス計画では宇宙飛行士が月へ向かうまで、2017年から2026年までの約9年かかっています。大きな目標の達成には、長い時間が必要です。良い結果を残す人は先を見越して早めに手をつけて、上手く時間配分して目標を達成しています。今がちょうど年度の初め。「今年こそは」と思ってやり始めるのにちょうどいい、節目に当たる時期です。やりたいこと、やらなくてはならないことを、いち早く始めてみてください。
この1学期、良いスタートを切って充実した時間を駆け抜けてほしいと思います。
・教務主任の先生からのお話
プログラミングを自由自在にできる生徒は少ないと思います。私も基本を知っているくらいです。ですが、最近そこそこレベルの高いものをプログラミングできました。私のような素人がこれを作れたのは、AIの力を借りたからです。今、AIは社会を大きく変えようとしていると私は感じます。皆さんもよくAIに質問をしたりするでしょう。そういったAIは『対話型AI』あるいは『チャット型AI』と呼ばれていて、人間よりもたくさんの知識を蓄えているので、様々なことを質問することでそれを知り、吸収することができます。では『エージェント型AI』を知っているでしょうか。去年の末くらいから急速に普及している、パソコンを動かすことができるAIです。最初に少しだけ指示を出すと、後は全てAIがやってくれるため、人間がPCを操作する必要すらありません。さらにこれから数年後、『フィジカルAI』と呼ばれるものが登場します。これは言わば、4次元ポケットのない『ネコ型ロボット』です。AIが自分で考えて自分で動く、そんな時代が来ます。
AI時代を生きるにみなさんに必要なことは2つあります。一つは『何かの起点になる力』です。AIはこういうことをしてねと指示をしないとなにもできません。AIに限らず、例えば探究のようにチームで動くとき、自分のしたいことがあるならそれを伝えないと、絶対にその通りにはなりません。いかにすごいAI、チームでも皆さんがやりたいこと、こんなことがあったらいいなということを思いつかなければなにも始まりません。何をしたいのかを最初に思い浮かべる力を身につけてほしいです。
二つ目は『AIを使った後で自分が賢くなっている使い方をしてほしい』ということです。AIの使い方にはふたつの種類があり、それぞれ『代替型』、『拡張型』と呼ばれます。代替型は、自分のやりたいことをそのまんまAIにやらせる使い方です。これは例えば、宿題を丸々全部AIに解答させるようなものです。拡張型は、自分の能力を拡げる使い方です。例えば、宿題を解いていてわからなくなってしまったときにヒントをもらうとか、文章を書いたときに添削してもらってアドバイスしてもらうといったことです。皆さんが生成AIを使う際には是非、『拡張型:賢くなる使い方』をしてほしいと思います。