4月9日(木)、第13回青翔中学校入学式を挙行しました。吹奏楽部の胸躍る演奏の中、体育館後方から保護者席の真ん中を歩き、新入生たちが入場しました。緊張して少し固くなってはいましたが、案外飄々としており、今年の新入生たちの前向きさがにじみ出てました。担任の先生に名前を呼ばれ、ひとり、ひとりが立ち上がり、いよいよ青翔中学校に入学したことを噛みしめているようでした。校長先生からの式辞、育友会長様からの祝辞の後、新入生代表から挨拶がありました。みんなの前に立って、壇上の校長先生に向かい、とても堂々と入学の喜びや志を語りました。これからお世話になる先生方の紹介が終わると、新入生たちは体育館から退場しました。
これから立派に成長し、大きく羽ばたいてくれることを期待しています。6年間、よろしくお願いします!
新入生の皆さん、ようこそ青翔中学校へ。是非、本校で理科・算数分野の不思議に感じていること、確かめたいことを探究してください。各分野の専門である先生方が皆さんの興味や関心に寄り添い研究を深めるお手伝いをしてくださいます。人々の幸せや社会のために貢献できるよう勉学に励んでほしいと願っています。
今、入学の喜びと新しい学校生活の期待、そしてこれからの生活に向けての不安があるかと思います。様々な地域から入学者が集まってくるためクラスメイトがほぼ全員始めて会う人であることや、通学するのに早起きして電車やバスを使って登校することなど、大きく生活環境も変わります。けれど、皆さんの入学を心待ちにしていた中学生・高校生たちが暖かく迎えてくれます。先輩達も皆、青翔中学校の1年生を経験していますから、きっと気持ちを理解して助けてくれます。そして、今日この場に居る13期生の皆さんが6年間一緒に過ごす仲間となります。一生続く友情を育てていってほしいです。
先生方は、学力だけでなく生活面でも大人になる準備をこの6年間できっちりと身につけてほしいと思い、皆さんを支援します。中学校や高等学校では、心やからだの成長が著しく、また将来や進路を考え決めていく非常に大切な時期です。本校で大切な時期を過ごすという自覚を持ち、毎日しっかりと勉強をし、学校生活を充実させてください。
毎日の勉強にあたって大切なことは、その日に学習したことを整理し、自分のものにすることです。基礎的なことをしっかり身に付け、それを土台として探究活動を極めてもらいたいです。
いよいよ青翔中学校を舞台にした新たな生活が始まります。『青翔、それは夢への第一歩』、これが本校のスローガンです。何事にも仲間と協力して真面目に取り組み、探究的な学びを通して、それぞれの夢の実現を目指してください。
新入生のみなさん、数学者のアインシュタインをご存じでしょうか。ある時、彼が配ったテスト用紙を見て大学生たちは少し困った顔をしていました。前回行ったテストと問題が同じだったからです。「教授、これは前回と同じ問題ではないですか」と尋ねると、「その通り。問題は同じだが、今回は答えが違う」と答えるのです。「ええ、そんなことがあるの?」と思う人も居るでしょう。普通、1つの問題に対して答えは1つです。でも、アインシュタインは常に複数の答えを探していたようです。
青翔中学校・高等学校は、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」として、探究心を育み、学びを深めていくことを大切にしています。身の回りの「おや、どうしてだろう?」を追いかけてみたり、友達と協力して実験に挑戦したり、「こうかもしれないぞ」とワクワクしながら答えを探す活動があります。同じ「どうしてだろう」に対しても、どのように調べるか、いつ調べるか、どんな風に実験をするのかによって答えが変わることがあります。まさに、アインシュタインの「問題は同じだが答えが違う」です。
時には実験がうまくいかずに悔しい思いをしたり、予想と違って悩むこともあるでしょう。でもそのひとつひとつが皆さんの世界を拡げ、未来の可能性を大きくしてくれます。どうか失敗を恐れずに、まずは一歩踏み出してください。
私たちは、中高一貫教育のもと、6年間を通してじっくりと学びを深めることができる環境であることを、そしてSSH、スーパーサイエンスハイスクールとして、科学分野の探究活動に力を入れていることに魅力を感じ入学を志望しました。身の回りの出来事に「なぜだろう」と疑問を持ち、その答えを自ら考え、観察や実験、調査を通して明らかにしていく。そのような学びは知識を覚える力だけではなく、考える力や、新しい発見をする力につながると感じています。
これからの学校生活では、学ぶ内容も深くなり、自分で考え行動することが求められるようになると思います。思うように行かないことや、難しさに直面することもあるかもしれません。しかしそのひとつ、ひとつの経験を大切にし、仲間と協力しながら乗り越えていきたいです。また、6年間という長い時間をともに過ごす仲間との出会いも、私たちにとって大きな財産です。互いに支え合い、高め合いながら、充実した学校生活を送りたいと思います。
部活動や学校行事にも積極的に取り組み、多くの経験を通して自分自身を成長させていきます。私たちはまだ未熟ではありますが、この恵まれた環境の中で多くのことに挑戦を続け、自分の可能性を広げていきます。そして6年後、この学校で学べたことに誇りを持ち、大きく成長した姿で巣立てるよう、日々努力して参ります。先生方、先輩方、どうぞこれからご指導のほどよろしくお願いいたします。